庭のナツグミが最盛期です。
次々に赤く熟すナツグミ。
お店屋さんに並んでいる果物とは異なる素朴なものですが
アケビや野イチゴに負けない美味しさと季節感があります。
たわわになるナツグミ。
晴れの日、静かだなと思うとグミの木にておやつタイム。
このグミの木、大人が楽に収穫できる2メートルの高さで維持して整えています。
子どもが手を伸ばしてとれる範囲は、ほとんど子供が収穫しきっていて
半熟の渋いオレンジ色の実までキレイに無くなっています。
動物なら渋くて決して食べないでしょうが、人間の子供の食欲は動物以上です。
脚立に乗れるお兄ちゃんは、高いところの赤く熟した実をとって下の子へ。
とってあげる、分けてあげるという優しさがグミの木ではみられます。
普段はケンカしても、グミでは取り合うこともなく、なぜかいつも仲良し。
新鮮な甘いものは、心のやさしさまでもを育む、「しあわせなたべもの」かもしれません。
収穫の楽しみを気軽に味わえるナツグミ、おすすめです。